2009年05月30日

僕の音楽3


4、5年前になります。ポール・ロジャーズがQueenのボーカルとして加わり、来日したということを後になって知りました。

Queen+Paul Rodgers2.jpg  Queen+Paul Rodgers_photo.jpg

と知っても、自分の中ではポールとQueenの両者がどうしても結び付きませんでした。Queenの様にソリッドに音をまとめる感じの音楽と、自分の感性に忠実に歌う歌い方のポールでは合う筈がないという思いです。
 
ジャンキーが「女王様」達の仲間に入れるはずがない・・・入って欲しくないという方が正確ですが・・
 
ポールがFreeにいた時のアルバム「Fire and Water」のジャケット写真を見ると目が行っていて、薬ないしは大麻まみれという感じでこいつは危ないなと思っていました。
Fire and Water.jpg

YouTubeで見つけたアルバムタイトル曲「Fire & Water」のライブビデオです・・・※

※実はFreeではなく、Tons Of Sobesの演奏を間違えて貼りつけたものです。
 
後に同じポールでもギターのポール・コソフが薬中で死んでしまうことになるのですが。

HIVで死ぬのとDRUGで死ぬのってまあどっちがえらいってことはないか・・・写真はエイズで亡くなったフレディ・マーキュリーです。この人が生きていればポールとQueenが結ばれることは無かったのです・・
Freddie Mercury.jpg
 
アルバム「Fire and Water」は決して完成された音ではなく、隙間の多い感じの録音ですが、感性が感じられるグループでした。
 
地方都市で学生していたころ、Freeが来日して、新宿厚生年金ホール(?)で、夜遅いライブを行い、感情むき出しのエキセントリックな演奏をして観客が大興奮したという記事を雑誌で読みました。

自分達の生き方そのものをぶつけ合って音楽を搾り出している、そんな壮絶なグループという印象がありました。
 
ぶつかり合いの結果、感情の対立が生じ、その後、Freeは時を置かず解散してしまいます。日本人ベーシストの山内テツが参加したHeart Breaker というグループを結成、それもすぐ解散した後、Bad Companyが結成されました。日本人と言えばポールの奥さんは日本人でした。
Bad Company.jpg
 
ポールがボーカルをとるのですから、自分にとってはBad Companyは文句なしなのですが、正直いうと音がまとまりすぎているという思いがありました。
 
バンドと同一タイトルの曲です。  

きっとポールは音楽が大好き人間で、良い曲も造るし、表現することもできるけど、トータルコーディネータではなく、アルバムを充実させるためには他の誰かが、プロデューサーとしてサポートしてあげることが必要なのかと感じました。

ポールと別れたベースのアンディ・フレーザーがFreeのバンドの音楽性を代表していたという話があります。
 
ギターのような感覚でベースを弾くアンディがリーダー格として、強烈な個性で、Freeをまとめつつその中でポールが輝いていた、ということなのかなと思います。
 
Bad Companyはそれなりに認められていたと思いますが、ポールは脱退し、その後Led Zeppelinのリードギター、ジミーページとFirmというグループを結成。これもすぐ解散してしまいます。
 
下のジャケットはジミー・ページがポールと別れた後、Zeppelinのロバート・プラントと「Unledded」という名前で出したアルバムです。Ledはリードするということですから、もう僕達はリードはしないよ、自分の音楽を楽しむんだよという意味をこめて「Unledded」なのかと思います。
No Quarter
 
Book Off で見つけたものですが、ジミー・ページがアコースティックでインドしているって感じでZeppelinの緊張感からは程遠い仕上げになっています。
 
話がそれました・・・会社勤めを始めて、しばらく音楽から気持ちが離れて、流行りのロックについていけず、古い音楽や、黒人女性のヴォーカルを漁っていました。
 
大分経ってから、久し振りにポールの名前の入っているアルバム「Muddy Water Blues」を見つけました。
Muddy Water Blues.jpg
 
このアルバムはポールがブルースのマディ・ウォーターに捧げたアルバムです。
 
ギタリストがすごくて、ジェフ・ベックがかなり協力をしている上、ニール・ショーン、スティーブ・ミラー、ブルースのバディ・ガイ、Bon Joviのリッチー・サンボラ、Pink Froydのデビッド・ギルモア、YESのトレヴァー・ラビン、Stray Catsのブライアン・セッツァーと多くのギタリストが曲ごとに支えて楽しくブルースをやっています。実は・・・最近一緒にやっているQueenのブライアン・メイも既に、ここに居ます。

アルバムタイトルはポールの作曲によるものでリフレインが耳に残るお気に入りの曲です。
 
アコースティックバージョンとエレクトリックバージョンで2回登場しますが、アコースティックがお勧めです。
<前に貼りつけていたMP3は削除しました。>
 
ポールがやりたかったことを周囲の人間の好意でアルバムが出来たということなのかもしれません。
 
うるさいこと言うとアルバムとしてのコンセプトというか、まとまりが、今一なのかもしれません。でも自分にとっては忘れることのできない一枚に加わりました。

昔、昔のこと、Yard Birdsというグループの歴代ギタリストがジェフ・べック、エリック・クラプトン、ジミー・ページでそれぞれイギリスを代表するギタリストになったというのはよく知られていることです。
 
クラプトンはCreamで燃え尽きて、その後、色々あって、Beatlesと遊んでたと思ったらアメリカに渡ってしまって、ブリティッシュを卒業した感じになりましたが、他の二人、べックとページがポールと深く係わっているというのはなんか、嬉しい感じがします。
 
一方、クラプトンが自分の原点に帰ったようにリラックスしてB.B.Kingとブルースしてる「Riding with the King」はポールの「Muddy・・」と同じような感じで、自分には心地よいアルバムです。
Riding With the King.jpg
 
アルバムから "Help The Power"です。MP3は削除しました。

3月のある日、Amazon.comで購入したエミルー・ハリスの2枚のCDとポール・ロジャーズの「Live in Glasgow」と「Queen + Paul Rodgers」が届きました。
 
Book Off、GEOの中古CDのみに頼るところから少しだけ脱却を図っています・・・

ボブ・ディランが世間に紹介したエミルーはちょっと不思議な感じの雰囲気の独特なカントリーの世界を構築していて浸ってしまいます。

ジャケットも好きな感じのものが多いです。まあ結構な歳になったと思うけど美しく歳をとっている感じがします。
emmylou harris roses in the snow.jpg
 
さて、ポールの方ですが・・・「Live in Glasgow」は録音はよくないけど、Freeの時の曲中心で満足でした。
Live in Glasgow.jpg
 
というところで「Queen+」をおそるおそる聴きましたが、やはり落ち込んでしまいました。CD紹介で「クイーンのファンにはポールの素直な声が物足りないかも」って書いてあったけど、まあ確かにポールが大人しく思えます。戸惑っているような感じがします。
Cosmos Rock Queen+Paul Rodgers.jpg
 
「ポールのヴォーカルにクイーン風コーラスなんかつけるなっていうんだ!!」と叫んでみてもむなしいこと。両者にとって不幸な結婚になっていることを感じました。陣内と紀香も別れたことですし、なんとかならないでしょうか?
 
・・・・と、実はこの記事全体が3月に出来事を書きとめておいたものなのですが、その後、車で何回か聞いているうちに、なんだかんだ言ってもポールだし、繰り返し聞くと大体の音楽は気になってくるというところがあって、Queen風ポールもいいのかなと思い始めているのが事実であります。
 
ちょっとポールへ入れ込み過ぎの記事になりました・・・
posted by くまじい at 00:01| 音楽話

2009年05月25日

小田原城と東海道

5月2日に小田原まで新幹線で行き、車で拾ってもらい箱根まで行きました。
 
小田原は5月3日に北条五代祭があり、行列が出るとのことでした。毎年、柴田勝家をいろいろな役者が演ずる福井の「越前時代行列」のようなものだと思います。
 
ネットで見つけた写真ですが早雲を演ずるのは小田原市長さんだそうです。
小田原北条五代祭り.jpg
新ギャラリー散歩
 
その類には興味がないので、今まで経験がないのですが一度だけ、佐柿の「国吉城祭り」でおっちゃんが信長や秀吉を演ずる素朴な武者行列を見たことがあります。

近所のおっちゃん達が恥ずかしそうに歩いているのであれは結構面白かったですが・・
国吉城址の武メ行列.jpg
<国吉城祭り>

北条五代とは北条早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直の5人になります。氏康が戦国時代の謙信、信玄、信長の時代に名前がよく出てきます。
 
初代の早雲は伊勢姓であったが、氏綱が小田原城を核に勢力を広げて後、全く縁のない鎌倉時代の北条氏にちなんで北条姓を名乗ったということです。
 
関係ありませんが、今、高橋克彦著の「時宗」を読みかけているところです。
 
2日後の5月4日に箱根湯本から元箱根の旧東海道を歩きましたが、その時訪問した湯本の早雲寺に五代の墓がありました。
北条五代の墓.jpg
 
早雲寺は氏綱が臨済宗京都大徳寺の僧侶を招請し開基したお寺で、北条家を倒した秀吉により焼き払われましたが、その後北条家の係累により再興され、五代の墓を祀ったとされています。
 
古さは感じませんが、庭や鐘楼など雰囲気を持ったお寺です。
早雲寺4.jpg 
早雲寺5.jpg 
早雲寺2.jpg 
早雲寺3.jpg 
早雲寺7.jpg

小田原城は室町時代、足利氏の重臣大森氏が築いた山城が始まりで、早雲に攻め落とされ、子の氏綱により居城として整備され、箱根の山、早川、酒匂川、相模湾の自然を利用した巨大な城となったということです。
小田原城2.jpg  
  
天守閣が作られたのは徳川時代の大久保氏の時ということですから北条氏の時代は巨大とはいえ、山城として強化されていったということなのだと思います。
小田原城3.jpg  
小田原城4.jpg 
小田原城6.jpg

「あらかん」の象のウメコさんが城址公園の一角にいました。昭和25年から居るとのこと。気の遠くなる程長い間一人で愛想を振りまいてきました。
像のウメコ.jpg
 
5月4日はあまり天気はよくありませんでした。雨はなんとか持ちそうな感じでしたが、湿気が多く、蒸し暑い日でした。

湯本まで行き、観光案内所で道を確認、東海道(箱根街道)を歩き始めました。

湯本の街から橋を対岸に渡ると緩やかな道と山道の二手に分かれます。山道を選んでちょっと汗をかいて冒頭の早雲寺に。
 
早雲寺の周辺は地元のお祭りでした。山車の上に可愛いお太鼓さんが・・
早雲寺周辺のお祭り.jpg 
早雲寺周辺のお祭り2.jpg
 
早雲寺から町の中を少し歩くと箱根街道入口の一理塚碑があります。
箱根街道入口一里塚跡.jpg
 
ところどころに歴史の説明をする立て看板が整備されています。途中昼食を摂った畑宿にも一里塚の碑がありました。
一里塚の碑(畑宿).jpg
 
街道のところどころに残る石畳には構造を説明するこんな2枚の説明図がありました。江戸時代の土木技術にハットオフです。
石畳の構造  
石畳の構造2.jpg
 
江戸時代の石畳を残すところです。
江戸時代の石畳.jpg 
江戸時代の石畳2.jpg 
石畳の残る代V坂の説明.jpg 
江戸時代の石畳3.jpg
 
古い石畳の残っているとことはそう多くはありませんし、車の通りの多い道をあるく処もありますが、人の歩くところはしっかり確保されていて、安全に歩けるようになっています。
 
写真は途中にあった箱根観音福寿院です。

中国から渡来した観音様を祀った曹洞宗のお寺です。曹洞宗と言えば永平寺、鶴見総持寺を思い出しますが、ここはまるっきり中国のお寺でした。
箱根観音福寿院.jpg 
箱根観音福寿院2.jpg 
箱根観音福寿院3.jpg 
馬祖観音.jpg
 
元箱根に着こうという時に、見覚えのある特徴あるタンクトップ姿の中年ハイカーとすれ違いました。湯本の観光案内所で同じく旧東海道の道を尋ねていた人です。また湯本まで戻るとのこと。本当にいろんな人がいます・・・
 
疲れ果てた「あらかん」はたどり着いた元箱根のフェリー発着場の水辺でしばらく芦ノ湖を眺めながて座り込んでいました。
posted by くまじい at 00:30| 史跡巡

2009年05月17日

箱根歩き

連休の前半は仕事、後半は娘の彼氏の告白を受けるため、箱根で過ごしました。
 
一緒に夜食事をすることになっている5月3日、モジアリニの絵がポスターになっている「ポーラ美術館」の「肖像の100年ルノワール モディリアーニ ピカソ」展に・・・
肖像の100年
 
ポーラ美術館は仙石原の森の中に自然に融和するように造られた美術館で2002年の開館、9500点のコレクションを有するそうです。
nature_01_img_01.jpg
<ポーラ美術館>
 
ポーラ美術館.jpg 
ポーラ美術館2.jpg 
ポーラ美術館3.jpg
 
毎年3月〜9月と10月〜2月までの2期に分けテーマを決めて展覧会が開催されます。今年の上半期は肖像展ということです。
モディリアニ C.D.夫人 モディリアニ
 <モジアリニ「夫人像(CD夫人)」1916>  <モジリアニ・・>

外国の美術館は写真はフリーですが日本では写真はまずとれません。ここも例外でなく写真撮影禁止ですがロビーはご自由にということでした。 
 
肖像画の写真は美術館のホームページの絵を利用させていただきました。
マネ ベンチにて ルノアール レースの帽子の少女
<マネ「ベンチにて」 >            <ルノワール「レースの帽子の少女」1891>

シャガール「町の上で、ヴィテブスク」
<シャガール「町の上で、ヴィテブスク」1915>※以降の絵は絵ハガキです。
 
テーマ以外の常設絵画もシスレー、モネ、セザンヌなど印象派の好きな絵が多く満足でした。
 
箱根にはフジサンケイグループの活躍のためか美術関係の施設が多いですが、ポーラ美術館はリピーターになりそうです。
セザンヌ「砂糖壺、梨とテーブルクロス」 
<セザンヌ「砂糖壺、梨とテーブルクロス」1893‐94>
                   
ルドン「日本風の花瓶」 
<ルドン「日本風の花瓶」1908 >
 
ユトリロ「ラ・ベル・ガブリエル」
<ユトリロ「ラ・ベル・ガブリエル」 1912>(参照:「モーリス・ユトリロ展 続き」)

ポーラ美術館で午前中を過ごし館内の喫茶店でお茶して、午後は「箱根湿性花園」に。(箱根湿性花園)
cover.jpg
 
午前中の余韻があり、あまり期待しないで出向きましたが、予想を裏切り、ここも同じように季節毎に訪れたいほどのお気に入りになりました。
箱根湿性花園.
 
 ・・・まあ食わず嫌いの傾向があるのかもしれませんが行くとこ行くとこがお気に入りになるので大変です。
箱根シ性花園3.jpg
 
箱根湿生花園は、湿原、川、湖沼などの水湿地に生息している植物を中心に集めた植物園。
 
箱根シ性花園2.jpg
 
低地から高山まで日本の各地に点在している湿地帯の植物200種、草原や林、高山植物1100種、外国の山草も含め、約1700種の植物を集めています。
箱根シ性花園4.jpg
 
園内の植物には名前と写真、生息地が必ず記されており、箱根原生の植物かどうかもわかるようになっていて素人にも分かりやすくなっています。
クリンソウ 
チシマキンバイ.jpg
 
水芭蕉はもう花が終わって大きな葉が成長していました。
花の終わった水芭蕉.jpg
 
咲いていた花を一部ご紹介。
クロユリ.jpg 
<クロユリ>
 
ミツバツチグリ
<ミツバツチグリ>
 
オオバナノエンレイソウ  
<オオバナノエンレイソウ>
 
センダイハギ
<センダイハギ>

ミヤマオダマキ.jpg  
<ミヤマオダマキ> 
 
コマクサ.jpg
 <コマクサ>

シャクナゲ.jpg  
<シャクナゲ> 
 
ヒメシャクナゲ.jpg  
<ヒメシャクナゲ>
             
ヤマシャクヤク.jpg 
<ヤマシャクヤク>
 
名前知らず.jpg 
<名前知らず>
 
夜の食事会は130年の歴史を持つ箱根富士屋ホテルのレストランでした。
富士屋ホテル.jpg
 (富士屋ホテル)

向こうの緊張がこちらにも伝わってきて、思わずほとんど独りで赤ワインを一本飲んでしまいました。
posted by くまじい at 00:20| 絵画室

2009年05月16日

野坂山 0510

9日の敦賀国際。まあ相変わらず不調のゴルフをしながら、久し振りにバーディが出て、やはりおれは天才なんだと思いなおしつつ、周囲を見るとハナミズキの花が盛りを過ぎて、タニウツギが満開でした。
 
次の日、ゴルフの翌日でさすがにアパートから歩く気にならず、キャンプ場まで車で・・野坂の沢のタニウツギはまだツボミでした。
タニウツギのつぼみ.jpg
<タニウツギ>
 
朝、支度をしながら見ていたテレビで薬草の見わけ方というのをやっていて、二輪草とトリカブトの葉の相違を説明していました。
 
トリカブトは葉が連なっているのに対し、二輪草の葉は形が似ているけど三つにわかれているとのこと・・
 
トリカブトの花は思い浮かびましたが葉は覚えていないので違いがわかりませんでした。
 
水場に到達して栃の木地蔵の上に生えているトリカブトの株を見ると、言われてみると確かに葉の根元のところがつながっているようです。それより大きさがずいぶん全く違うので分かりそうな感じがしましたが・・ 去年撮った写真ですが・・・
トリカブト花.jpg 
トリカブト葉
<トリカブト>
  
水場で気がついたのですが、最近、敦賀の名水と書いてある札が見当たらないなと。よくみると裏返しになって傍の石にひっかかっていました。
 
取り外して表返しにして汚れを洗い流しました。うーん、いい事をした後は気持ちがいい。
 
すれ違った宮本さんに伊吹山の花のことを聞いたら「ぼちぼち咲き始めているかな?まだバスが通っていないから登山者だけで気持ちがいいよ」とのこと。
 
ますます行ってみたくなりました。
 
前回に載せたミズキがあったと思ったら花の形が少し丸っこくて違う花の気がします。再度確認するとミヤマガマズミに近いみたいです。
ミヤマガマズミ.jpg
<ミヤマガマズミ?>
 
白い花シリーズを続けます。
 
頂上に咲いていたムシカリ。
頂上のムシカリ.jpg

降りる途中に沢の向こうに白い花が・・望遠でガクの形を見るとムシカリと形が違い、ガクウツギが近いようです。
沢向こうのガクウツギ.jpg

電池切れで撮れなかったウワズミザクラを見たあと、森の奥深くに高木の白い花を見つけました。名前がわかりません。
ウワズミザクラ.jpg ウワズミザクラ2(中間ー行メ岩).jpg
<自分で撮ったウワズミサクラ>
 
名前知らず(背の高い木の白い花).jpg
<名前知らずの高木の白い花>
 
花は本当に気の遠くなるほど種類がいろいろあって・・・
 
今毎日の仕事場への道すがら、桐の花とタニウツギが目を休めてくれますがさらに馬酔木のような花をつける高木があり、毎日なんだろな?なんだろな?と思いつつ通っています。ネットで調べてもどうしてもわかりません。
 
下の写真は野坂で去年も見つけていた可愛い小さい花ですがこれも名前がわかりません。
名前知らず3(紫色の小さい花).jpg
 
6日にほとんど葉だけだったフタバアオイが大きな花を付けていました。
フタバアオイの花.jpg
<フタバアオイの花>
 
入口のコブシの葉が青く輝いているのを、写真に収めた時に、今回は緑が主役だなと思っていました。
コブシの青葉.jpg
 
中間点を過ぎて、ふと前方をみると、朝日を受けて、常緑樹の緑と若い葉との淡い色の葉の織りなす、匂い立つような情景に・・・木の幹を輝かせる陽がキラキラと蠢き、声を出したくなるほどです。
朝日の射す新緑の森.jpg
 
この感激は、自分の稚拙な写真技術では悔しいかな、切り取ることができません。自分の好きなシスレー、モネの印象派の絵に見られる、点描によって森やそこにたたずむ人たちが光輝く様がまさにこれなんだと思います。ちょっと格好つけすぎですが・・
モネ サンタドレスの庭.jpg
<モネ サンタドレスの庭>
 
写真の技術を上げ、シスレー達がキャンバスに自分の思いを表わすように、自分の見た情景を切取れるようになりたいと思います。
 
頂上付近の桜のなごりでサクランボ予備軍を見つけました。
サクランボ未満.jpg
 
歳のせいなのでしょうか季節の移ろいが妙に気になります。若い頃、母が好きだった花など一切興味がなかった自分が必至に花の写真を撮っています。
 
若い頃は写真など邪魔だ、自分の目で観察することが一番だなどと行って記録することをしなかった自分も思い出します。写真狂いだった父への反発があったのかと思います。
 
今あの世で、父と母が苦笑しながら自分を見ているような気がします・・・ 
posted by くまじい at 00:20| 山紀行

2009年05月08日

野坂山 0506

いつもの様に朝5時に目が覚めて、連休最後の日なのに、雨模様なのでどうしよう、どうしようと考えながらブログを更新している間に7時に。

ふと外を見ると路面が乾いている様子。

慌てて支度をして外へ出て、近所のコンビニで「おーいお茶」とおにぎりを購入。「今日は健康的な恰好してるねえ」と余分なこと言われつつ野坂へ。いつも酔っ払ってるわけじゃねえってんだ。ふんっ!

前々日。箱根で旧東海道を湯元から元箱根のほとんど登りの11kmを歩いた後遺症が出てきたみたいで身体が重い。雨が降りだしたら絶対帰るぞと言い聞かせながら歩いているとなんか陽が射してきて・・まあ陽が射したのはほんの一瞬であとは雲の中を歩くような感じでした。

門番さんのコブシはすっかり花がなくなり、青々しい葉で全身を染めています。頂上付近に若干こぶしが残っていました。
頂上付近のコブシ.jpg
<頂上付近のコブシ・・ピンボケです・・>
 
二輪草はまだ咲いていたけど、まともに二輪がさいているものが少なく、一輪草してました。
2輪草2.jpg
<0418の二輪草>
 
カタバミはすっかり消え、堅そうな葉しか残っていません。代わりにフタバアオイの若葉が沢山でてきていて、蕾を付けた株も見つけました。
双葉葵の花.jpg
<07年の双葉葵>
 
フタバアオイ080524.jpg
<08年>

中間地点のあたりで白い細かい花をつけた穂が沢山でている木を見つけました。傘を片手にぶら下げて降りてきた「穂高」さんのブログ「一人旅」を拝見するとウワズミザクラというのだそうです。
ウワズミサクラ2.jpg 
ウワズミサクラ.jpg
<ウワズミサクラ>
http://shinrin.cool.ne.jp/sub132.html
 
行者岩のあたりには一輪草が大分咲き始めています。一輪草は大ぶりで、たおやかな感じで好きな花の一つです。
一輪草08429.jpg
<08年の一輪草>
 
ここまで写真がないかあっても昨年以前に撮った写真です。

写真は朝日が射す写真が好きなのでいつも登りの時に時間を食うんですが、今回はどうせ曇りなので降りる時に撮ればいいやと下りで撮り始めたら電池が無くなってしまい、上の方の写真しか撮れなかったのです。

ああ、せっかくの8GBのSDHCが・・・

一輪草の近くに白いスミレが咲いていましたが、これも写真がありません。
 
「山野草を育てる」で見ると「シハイスミレ」に近い気がしますが、確認できません。
 
一の岳にイカリ草が残ってるのを見ながら通り過ぎるとミツバツツジが・・また少し登るとかわいい花が咲いていました。
 
「山野草」で見ると「チゴユリ」の様です。花の名前は葉の形とか総合的に見ないといけないのでしょうがなかなか自信が持てず、どうにも難しい・・
ミツバツツジ.jpg
<ミツバツツジ>

チゴユリ.jpg
<チゴユリ>

コブシの時期は終わり、写真のムシカリの時期だったのだと思いますが、もうかなり散っている感じでした。
 
カンボクがよく似ているのですが、カンボクの場合は葉先が三つに分かれているのでムシカリの方と思います。
ムシカリ.jpg
<ムシカリ>
 
kanboku4.jpg
<カンボク>
 
このあと白い花で野坂で咲くものでヤブデマリ、ヤマボウシがあります。
yabudemari.jpg
<ヤブデマリ>
 
yamabousi.jpg
<ヤマボウシ>

ただしこの辺はネットで見ていると似たような感じのものがあり、なかなか難しくていつまでたっても「花」の入口から入れない状態です。

毛槙・手鞠.jpg
<ケナシヤブデマリ>

yamaazisai.jpg
<ヤマアジサイ>
 
noriutugi3.jpg
<ノリウツギ>
 
gakuutugi4.jpg
<ガクウツギ>
 
mizuki5.jpg
<ミズキ>

さらにコブシの前に咲くコブシそっくりのタムシバというのがあるそうです。
積縞゙.jpg
<タムシバ>

以上ほとんどが山の花のホームページから写真をお借りしています。
 
昨年赤いヤマボウシが咲いていたところを確認しに行ったら、初めて見る花がありました。「一人旅」でウスギヨウラク?とありました。
 
※土日に写真を整理していたら、前にも写真を撮っていました。初めて見る花ではありませんでした。名前がわからないため、記憶の外にあった様です。いい加減な奴です・・・
ウスギョウラク.jpg
<ウスギヨウラク>
 
ところどころに咲いている花ですが頂上付近にもありました。葉の格好が今一合わない気がしますがモミジイチゴが近いようです。
モミジイチゴ?.jpg
<モミジイチゴ?>
 
スミレもこれくらい群生していると見事な感じがします。
スミレ畑.jpg
<スミレ畑>
 
カタクリの囲いをした部分には花はほとんど見えずに、頂上までの道筋にまだ少し咲いていました。
カタクリ.jpg
<カタクリ>

頂上にたどりついても雲で何も見えません。現金なものでこんな日には誰も登ってくる人がいません。ポツポツし始めたので降りることにしました。

避難小屋でノートを見たら、「宮本さん」がある日、野坂登った後に伊吹山に登りに行ったと書いてあり、びっくり。
 
さらに他の方が連休中に合宿と称して、毎日ランニングで野坂に登っていて、とうとう40分を切ったという話もありました。そういえば脇目も振らずひたすらランニングしている方に抜かれて行きました。40分って、自分は中間点くらいでしょうか・・・
 
そういえば5月の伊吹を挑戦したいと思います。

長浜ツーデーマーチの詳細が見えないまま9日にゴルフが入ってしまいました。ネットを見ても詳細はそのうちと出ていてわかりません。また彦根城に行くのが先送りされそうです・・

posted by くまじい at 23:07| 山紀行

2009年05月06日

敦賀のお店

最初に敦賀に来た時に違和感を感じたのは焼き鳥屋の少なさと「カシラ」を置いている店が皆無で、焼き鳥に「カラシ」が付いているということでした。と、ちょっとこれは「あらかん」のつまらない語呂あわせですが・・
やきとりやのれん

おまけに店に入ったときに「チューハイ」の説明をしないと理解されなかったこともあります。味のついたサワー系の飲み物しか思い浮かばない店もあったということです。

その代わりに敦賀に来て「じゅんけい」、「チュースイ」という言葉を初めて知りました。以来飲み物は「チュースイ」が多くなりました。まあ福井の地酒に惹かれて日本酒の頻度も多くなりなしたが。

関東では自分の知っている限りでは居酒屋系の大衆焼き鳥屋は「豚」が主流で。池袋あたりに行くと正直に「焼とん」と暖簾に書いてある店もあるくらいです。

カシラ、タン、ハツ、シロ、コブクロ、レバー、豚バラなどの豚肉メニューが並びます。いつからかカシラは必ず頼む定番になってしまいました。
 
自分の行く店は、ほとんど飲み物と一緒に頼んでも3000円は超えないという、お小遣いの少ない自分みたいな人間でも行きやすいところでした。

値段もそうですが、焼き鳥屋はまず、カウンターがあるので一人で行きやすいというところが焼き鳥屋に行く機会が多くなったきっかけだと思います。

大体の店は刺身などもだしますが、大衆的な焼き鳥屋は焼き鳥だけ食べにくる人は少ないみたいで、その他のメニューに力を入れている店になると、まず繁盛店になるので行っても入れないということもでてきます。

電車で会社に通っていたころに時々行っていた店は、焼き鳥の煙が常時店に充満する感じのところでしたが、「マグロのホホ肉」など今日のお進めの刺身メニューが豊富でその他のメニューも店の壁という壁にメニュー札が張り出されて、それが全部500円前後ですから、いつでも満席状態。
 
カウンターに座っても斜め座りの感じで飲まざるを得ない程で、入れないこともありました。まあ一人で行く特典で、カウンターに隙間を作ってもらって、結構座ってましたが。
 
そこはちょっと変わっていて焼き鳥に味噌をつけて出します。

関東の焼き鳥屋ではカラシはほとんどついてこないと思います。(だんだん記憶が薄れていくのですが)ほとんどが七味で食べていました。

大衆的な居酒屋系焼き鳥と異なり、串焼きの単価が大衆店の1.5倍から2倍くらいして、注文は一本から可能になる店もあります。

鳥の肝、どんどり(ボン尻)、鳥の心臓、ネック、つなぎの少ないプリプリのツクネなど鳥肉独特のメニューがあるところ、豚バラスライスと大葉を巻いたものや、ささみと梅肉を大葉で巻いたものなど串に工夫を凝らした店、大ぶりで肉厚のホルモンを売り物にした店など・・う〜ん書いてて涙が出るほど懐かしい・・

これらの串焼き店は一度恐る恐る入って自分の好みのものがあると繰り返し行くことになりますが、自分の通勤の帰り道にはないので打ち合わせや遊びでそのお店の近くに行くことがないとなかなか行けないのが難点でした。

関東にも秋吉は進出していてそれなりに人気があると思います。
秋吉
 

自分の住む地域に秋吉はなく、関係ないのです「大吉」が多くあります。
大吉
 
秋吉は小ぶりの焼き鳥を5本ずつ頼みますが、大吉はもう少しボリュームのある串を3本ずつ頼まなければいけないというのがネックで、一人で飲みに行って色々食べたいという人間には、ちょっとつらいというのがあります。
 
でも鳥の色んな部位があるので、たまに仕事の帰りがけに行っていました。
 
この頃は車で会社に通う様になっていましたが、道交法が厳しくなる前で、ちょこっと飲んでほろ酔い気分で運転して帰ったものでした。
 
敦賀に来たころ、「秋吉」と「大吉」は名前だけでどちらも同じような店と思っていました。
 
どちらが元祖かとかそういうことには興味がないのですが、名前が似ているのでどこかで分派でもしたのかとかそんな感じでした。
 
大吉のつもりで秋吉で鳥肝とココロ(鳥の心臓)を頼んで、そんなものはないと言われ、改めてメニューを見返してがっかりした記憶があります。
 
最近は車で飲み行くこともできず、たまに実家に帰って飲みに行くとなると近所の焼き鳥屋に歩いてきます。
 
近所と言っても20分くらい歩くのですが・・掘っ立て小屋みたいな汚い店で、数少ない常連で持っているような店ですが、一応炭火焼きの焼き鳥(焼きとん系です)で、準常連としてカシラを楽しんでいます。
 
そこには以前鳥の「豆軟骨」があり、絶品だったのですが最近入手できなくなったということです。
 
大吉にはあるし、たしかどこかの店で軟骨唐揚げと言って大量にでてくる店があった記憶があるので簡単に入手できそうな気がするのですが・・・
 
冒頭に書きましたが、敦賀で初めて知ったのが「じゅんけい」でした。
 
いまだにその意味を正確に理解していませんが、普通の鶏肉に対して、歯ごたえ、味が自分には合うようです。
 
関東で飲むときにまず、カシラを頼んでいたところを、敦賀では「じゅんけい」がとって替りました。なじみの「すぃーとほーむ」に行くとまず「じゅんけい5」から始まります。
 
常連には同じものしか頼まない変な奴と思われているかもしれません。「今日はじゅんけい売り切れ」という言葉をたまに聞くと途端に力が抜けてしまい、テンションの下がること・・・

九州の地鶏焼きの店も敦賀にでてきて、鳥好きとしては応援したい気持ちですが、なかなか行く機会がなく、ボチボチ顔を出そうかなと思っています。

ということで焼き鳥ファンとしては敦賀は少々淋しい街ですが、お魚の美味しいお店が多いのでだんだん気持ちを入れ替えてきているというところでしょうか。

今回も入れる写真がなく困りました。お料理のブログで見つけた豚バラと大葉の串焼きの写真だけ申し訳程度に・・・
 
これは確かオーブンで焼いたりしているので、出来上がりが自分の考えているのとは違うような気がします。
 
やはり串焼きは炭火焼きで料理したい・・ブログ名を記録しておくのを忘れました。ごめんなさい。
豚バラと大葉巻
posted by くまじい at 07:09| 酒肴譚